セレナのツアー1000試合目のシングルスは敗戦に終わる [イタリア国際]

写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月10~16日/賞金総額183万5490ユーロ/クレーコート)の女子シングルス2回戦で第8シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)に6-7(6) 5-7で敗れ、ツアーレベルのシングルスにおけるセレナのマッチ1000試合目は敗戦で幕を閉じた。

 オーストラリアン・オープンを最後にプレーしていなかったセレナは第1セットでブレークダウンから2度挽回し、タイブレークで直面した最初の3つのセットポイントをセーブした。しかしポドロスカは4つ目のチャンスをものにしてセットを先取すると、最終的に1時間58分で勝利を掴んだ。

「クレーコートでの最初の試合は難しいわ。長く競った試合をしてコートでいろいろ試すことができたのはよかったけど、明らかに私はもっとずっとうまくできるはずよ」と同大会で4度優勝した実績を持つセレナは振り返った。

「多分、私にはあと数試合が必要だわ。コーチやチームと一緒にそのことについて検討し、どうしていくか考えるつもりよ。何ヵ月もトレーニングを続けてきたけど、その最後の調整での感覚は間違いなく練習とは違うわね」

 24歳のポドロスカは第2セットで一時5-2とリードしたが、5-3からのサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでブレークバックされた。しかし彼女は第12ゲームでふたたびブレークし、トップ10プレーヤーに対するキャリア3度目の勝利を決めたのだった。

「これは特別な勝利よ。前にも言ったように、彼女は偉大なアスリートだわ。彼女は私たちのスポーツのために、あまりに多くのことを成し遂げてきた。それは歴史なのよ。だから私にとって、とても特別なの。でも何より、私は自分のプレーぶりに満足しているわ。私はふたたびクレーコートで自分のテニスに心地よさを感じた。それが私にとって、もっとも重要なことだわ」とポドロスカはコメントした。

 番狂わせを演じたポドロスカは次のラウンドで、ラッキールーザーで本戦入りしたクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を7-5 6-3で破って勝ち上がったペトラ・マルティッチ(クロアチア)と対戦する。

 ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)は元世界ナンバーワンのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に対する試合で、明らかに優勢だったにも関わらず左ふくらはぎのケガでリタイアを余儀なくされた。棄権を決めたとき、ハレプは6-1 3-3でリードしていた。

 この日シードダウンを喫したトップ選手は、彼女たちだけではなかった。第2シードの大坂なおみ(日清食品)がジェシカ・ペグラ(アメリカ)に6-7(2) 2-6で、第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)はバーボラ・クレイチコバ(チェコ)に1-6 4-6で敗れた。

 一方で第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)、2017年と18年に2連覇を達成した第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、第7シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、2019年チャンピオンで第9シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は初戦となった2回戦を突破した。

 そのほかの試合では第12シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、フレンチ・オープン優勝者で第15シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、コリ・ガウフ(アメリカ)、2017年フレンチ・オープン優勝者のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)、予選勝者のベラ・ズボナレワ(ロシア)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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