2021 DUNLOP CUP 全国選抜ジュニアテニス選手権大会 レポート

全国選抜ジュニアの女子14歳以下を制した園部八奏(テニスマガジン)

この年代の全国大会に来たのは1年9ヶ月ぶり(2019年9月全日本ジュニアぶり)でしたが、第一印象は選手それぞれの成長速度の違いが思っていた以上に大きいことと、成長によるメンタルとテクニックの揺れ幅が大きいことです。

具体的に目に見える変化は、身長、体重、声、社交性、テンションなどです。ほとんど変わらない選手もいれば、別人のように変わっている選手もいます。

そんな変化を見るのはコーチとしては楽しいものです!

さて、いつものことですが、全国にはたくさんの才能溢れる選手がいます。今大会も早いラウンドで負けた選手の中にも素晴らしい才能を持った選手がいました。逆に勝ち残った選手の中にも努力を重ねて結果をもぎ取っている素晴らしい選手もいます。

頑張っている選手たちですが、それぞれの環境での"当たり前"の違いに大きく影響されています。

もっと欲張れば結果が出せるのに全国大会に出たことで満足している選手がいたり、テニスコートに立つ集中力が低いため試合で実力を発揮できない選手がいたり、自分に全国で優勝する可能性があることに気付いていない選手がいたり、、、本当にもったいないと感じます。

もちろん、自分のテニススクールでも同じことは起きています。

もっとみんなできるのに…それを伝えるのは本当に難しい…

きっと、頑張っているコーチ、そして、子どもに期待する両親は同じ気持ちでいるんだな〜と想像がつきます…

どうせやるなら、目一杯頑張って、欲張って、喜んだり、悲しんだり、テニスを楽しんで欲しいものです!

さて、プレーを見て感じたのは、関東の14歳以下の選手は攻撃的なプレースタイルが形になっている選手が多いことです。

これは、大きなアドバンテージだと思います。良いプレーをする選手が多い中で競い合うことで更にレベル高いやり取りが(戦術的攻防)生まれるからです。

14歳でプレースタイルが85%完成するというデータがあります。

プレースタイルとテクニックには大きな相関関係があるため、14歳までに全てのテクニックを網羅しないと何かが抜け落ちたプレースタイルになりやすいことを意味しています。テクニックの幅を広げる素は"コーディネーション能力"ですが、コーディネーション能力はゴールデンエイジ(12歳ごろまで)に抜け落ちずに開発しないと開発しにくくなるため時間との戦いです。

どれだけ才能があってもこのペースに乗り遅れると、最高の自分に辿り着くのが難しくなります。

ほんと、テニスって大変ですよね…

何か、今よりもっと競い合いができる環境を作り、みんながもっと頑張れるような、楽しめるような日本のテニス界を作れたら良いのに…と感じました。

まずは、自分のできることから頑張っていきたいと思います。

頑張れ日本中のジュニアたち !

大会期間中、お世話になったコーチの方々、声をかけてくれたコーチの方々ありがとうございました。お互いまた自慢の選手を鍛え上げて全国大会でお会いできることを楽しみにしておりますm(__)m

女子は14歳以下が園部八奏、12歳以下は石井心菜が戴冠 [全国選抜ジュニア]

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