奈良くるみが前週4強のトモバを振りきり2年ぶり8度目の本戦入りへあと1勝 [フレンチ・オープン]

写真は2019年フレンチ・オープンでの奈良くるみ(安藤証券)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/予選5月24日~、本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子予選2回戦で、奈良くるみ(安藤証券)が第16シードのビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を6-3 0-6 6-4で振りきり2年ぶり8度目の本戦入りに王手をかけた。試合時間は2時間。

 第3セットで4-1とリードした奈良は4-4に追いつかれたが、最後の2ゲームを連取して勝利を掴んだ。

 ロラン・ギャロスに12年連続出場となる29歳の奈良は、6度の2回戦進出(2013~17年、19年)がこれまでの最高成績。秋に開催された昨年は、予選決勝でマルタ・コスチュク(ウクライナ)に0-6 6-1 2-6で敗れていた。

 奈良は次のラウンドで、グレイス・ミン(アメリカ)を7-5 6-4で破って勝ち上がった第22シードのシュテファニー・フェーゲレ(スイス)と対戦する。

 予選は男女ともシングルス128ドローで争われ、3試合に勝った各16名が本戦の出場権を手にする。予選は5月28日(金)までの5日間に渡って行われる予定となっている。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

女子予選2回戦の試合結果|日本人選手

○123奈良くるみ(日本/安藤証券)6-3 0-6 6-4 ●121ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)[16]

女子予選決勝の組み合わせ|日本人選手

123奈良くるみ(日本/安藤証券)vs 128シュテファニー・フェーゲレ(スイス)[22]

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撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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