メドベージェフが1セットダウンから挽回、ズベレフはセットダウンを回避して3回戦へ [フレンチ・オープン]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)男子シングルス2回戦で、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がトミー・ポール(アメリカ)を3-6 6-1 6-4 6-3で倒してベスト32に進出した。

 ポールはいいスタートを切ったが、今年までロラン・ギャロスで1試合も勝っていなかったメドベージェフが挽回することに成功した。

 メドベージェフは2週目行きをかけた次のラウンドで、ジャウメ・ムナール(スペイン)を6-3 6-2 3-6 7-5で破って勝ち上がった第32シードのライリー・オペルカ(アメリカ)と対戦する。

 一方で第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は第3セットで1-4とリードされていたが、そこから今回は試合を短く切り上げるべきだと決めたようだった。彼は1回戦のときのような5セットの長い試合を避けようと、対戦相手のロマン・サフィウリン(ロシア)にプレッシャーをかけた。

 ズベレフは次のゲームをラブゲームで取ると、予選から勝ち上がってきた相手にアンフォーストエラーを強いてブレークバックし、タイブレークでは非の打ちどころがないプレーを見せて7-6(4) 6-3 7-6(1)で試合を締めくくった。

 ジュニア時代からよく知る相手と対戦したズベレフはサービスゲーム3度を落とし、10本のダブルフォールトを犯した。しかし、最後のタイブレークでの25本のラリーがに示すように、この日のズベレフは踏ん張り抜く姿勢を擁していた。

「3セットで切り抜けることができてうれしいよ。この大会を長い目で見ると、重要なことになると思う」とズベレフはコメントした。(APライター◎サミュエル・ペトレキン/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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