ラクソネンの途中棄権で錦織のベスト16進出が決定、58分で試合が終了 [フレンチ・オープン]
試合中に左脚の付け根を痛めたラクソネンはメディカルタイムアウトを取ったあと動きに制限がかかりながらも食い下がったが、デュースを繰り返した第11ゲームをブレークした錦織が雨による中断後のゲームをキープしてこのセットをものにした。
ラクソネンは第2セットで最初のサービスゲームに臨んだが、15-40となったところで試合続行を断念した。試合時間は58分。
ロラン・ギャロスに9年連続11回目の出場となる30歳の錦織は、3度のベスト8(2015年、17年、19年)がこれまでの最高成績。秋に開催された昨年は、2回戦でステファノ・トラバグリア(イタリア)に4-6 6-2 6-7(7) 6-4 2-6で敗れていた。
両者は今回が初対戦。予選3試合を勝ち抜き8度目のグランドスラム大会本戦入りを決めた29歳のラクソネンは、前のラウンドで第11シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-3 2-6 6-3 6-2で倒して初の2回戦突破を果たしていた。
今大会での錦織は1回戦で予選勝者のアレッサンドロ・ジャンネッシ(イタリア)を6-4 6-7(4) 6-3 4-6 6-4で、2回戦では第23シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を4-6 6-2 2-6 6-4 6-4で破って勝ち上がっていた。
2021年クレーコートシーズンでの錦織はここまで3大会でプレーし、4勝3敗の戦績で今大会を迎えている。
錦織は4回戦で、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフorベセリは3回戦で、ラスロ・ジェレ(セルビア)をX-Xで下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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