上地結衣は準優勝、大会4連覇のデ グロートが『年間ゴールデンスラム』の偉業を達成 [USオープン車いすの部]

写真は車いす女子シングルスで4連覇を達成したディーダ・デ グロート(オランダ/右)と準優勝の上地結衣(三井住友銀行)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の車いす女子シングルス決勝で第2シードの上地結衣(三井住友銀行)は第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)に3-6 2-6で敗れ、デ グロートが4連覇を果たすとともに同種目では史上初となる『年間ゴールデンスラム(同じ年に四大大会全制覇+パラリンピックの金メダル)』の偉業を成し遂げた。試合時間は1時間11分。

 24歳のデ グロートがグランドスラム大会のシングルスでタイトルを獲得したのは、7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続いて通算12回目(全豪3回、全仏2回、ウインブルドン3回、全米4回)となる。

 今大会でのデ グロートは1回戦でアンヘリカ・ベルナール(コロンビア)を6-2 6-0で、準決勝ではアニーク・ファンクォト(オランダ)を6-1 6-0で破って決勝進出を決めていた。

 デ グロートは前日にファンクォトとのコンビで第1シードとして臨んだダブルスを制しており、単複2冠を達成した。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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