カラツェフがチリッチを下して3大会連続となるロシア人チャンピオンに [クレムリン・カップ]

2021-10-25

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カラツェフがチリッチを下して3大会連続となるロシア人チャンピオンに [クレムリン・カップ]

テニスマガジン編集部

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写真はアスラン・カラツェフ（ロシア）（Getty Images）

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　ATPツアー公式戦の「VTBクレムリン・カップ」（ATP250／ロシア・モスクワ／10月18～24日／賞金総額77万9515ドル／室内ハードコート）の男子シングルス決勝で第2シードのアスラン・カラツェフ（ロシア）が第6シードのマリン・チリッチ（クロアチア）を6-2 6-4で下し、1セットも落とさず優勝を飾った。

　カラツェフは唯一直面したブレークポイントをセーブして3度目のタイトル獲得を目指していたチリッチをストレートで退け、2018年のカレン・ハチャノフ（ロシア）と19年のアンドレイ・ルブレフ（ロシア）に続いて3大会連続となるロシア人チャンピオンとなった。昨年の大会は新型コロナウイルス（COVID-19）のパンデミックにより、開催中止となっていた。

　今年のオーストラリアン・オープンで予選から準決勝まで勝ち進む快進撃でブレイクスルーしたカラツェフは、3月のドバイに続くツアー2勝目を挙げた。昨年までの彼は、一度もグランドスラム大会の本戦でプレーしたことがなかった。

　大会史上最年長で決勝に進出した33歳のチリッチは、ツアー通算20勝目を目指していた。

　これに先立ちダブルス決勝が行われ、ハリ・ヘリオバーラ（フィンランド）／マットヴェ・ミドルコープ（オランダ）が第4シードのトミスラフ・ブルキッチ（ボスニア・ヘルツェゴビナ）／ニコラ・カシッチ（セルビア）に7-5 4-6 [11-9]で競り勝ち栄冠に輝いた。(C)AP（テニスマガジン）