クレイチコバ/シニアコバが東京オリンピック金メダル獲得の年をビッグタイトルで締めくくる [WTAファイナルズ]

写真は女子ダブルスで優勝を飾ったバーボラ・クレイチコバ(チェコ/右)とカテリーナ・シニアコバ(チェコ)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「アクロンWTAファイナルズ・グアダラハラ」(WTAファイナルズ/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/11月10~17日/賞金総額500万ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第1シードのバーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(ともにチェコ)が第3シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/エリース・メルテンス(ベルギー)を6-3 6-4で下して優勝を飾った。試合時間は1時間18分。

 今大会のダブルスは2021年シーズンの成績上位8組のみで争われ、4組ずつのグループに分かれたラウンドロビン(総当たり戦)を行たあと上位2組ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われた。

 エル タヒン・グループのクレイチコバ/シニアコバは第8シードのシャロン・フィッチマン(カナダ)/ジュリアーナ・オルモス(メキシコ)を6-4 6-1で、シェイ/メルテンスを6-3 6-1で、第6シードのアレクサ・グラーチ(チリ)/デザレー・クラブチェク(アメリカ)を5-7 7-6(3) [10-7]で破って予選ラウンドを全勝で勝ち上がると、準決勝では第4シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)を3-6 6-3 [10-6]で倒して決勝進出を決めていた。

 今シーズンのクレイチコバ/シニアコバは6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で3度目のグランドスラム制覇を果たし、8月には東京オリンピックで金メダルに輝いた。

 シェイ/メルテンスは今季ここまで9大会に出場し、7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)と10月のインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)でタイトルを獲得していた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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