ジョコビッチとバーティが2021年のITF世界チャンピオンに

写真はウインブルドンで優勝を飾ったノバク・ジョコビッチ(セルビア/左)とアシュリー・バーティ(オーストラリア)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)が木曜日に公式サイトを更新し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とアシュリー・バーティ(オーストラリア)が2021年のITF世界チャンピオンに認定されたと発表した。

 今シーズンのジョコビッチはグランドスラム大会で27勝1敗という驚異的な戦績を残して3冠を達成し、ピート・サンプラス(アメリカ)を抜いて史上最多記録となる7度目の年末世界ナンバーワンを決めた。

 ジョコビッチはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)決勝でダニール・メドベージェフ(ロシア)にストレート負けを喫して『年間グランドスラム(同じ年に四大大会全制覇)』達成を逃したが、四大大会獲得タイトル数「20」でロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)とともに男子の歴代トップに並んだ。

 7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で2度目のグランドスラム制覇を果たしたバーティは今季に42勝8敗の戦績を残し、シングルスでツアー5勝を挙げて3シーズン連続となる年末世界ナンバーワンに輝いた。

 これに先立ちダブルスの受賞者も発表され、男子がニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ(ともにクロアチア)、女子はバーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(ともにチェコ)が選ばれた。

 ITF世界チャンピオンはATPやWTAランキングの年末世界1位の選手が必ずしも選ばれる訳ではなく、1年間を通して各プレーヤーの成績を測るシステムに従ってITFによって決められる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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