地元優勝の期待がかかるバーティが女子のトップシード、初のタイトル防衛を目指す大坂なおみは第13シード [オーストラリアン・オープン]

写真は2021年オーストラリアン・オープンで2年ぶりに女王の座を奪還した大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男女シングルスのシード順位が発表され、女子で世界ランク14位(1月10日付)の大坂なおみ(日清食品)は第13シードで大会に臨むことになった。

 全豪に7年連続出場となる24歳の大坂は、2019年と21年にタイトルを獲得。昨年の決勝ではジェニファー・ブレイディ(アメリカ)を6-4 6-3で下し、4度目のグランドスラム制覇を果たした。

 女子のトップシードは地元優勝の期待がかかるアシュリー・バーティ(オーストラリア)、世界ランク2位ながら同大会では昨年のベスト16が最高成績のアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第2シード、2020年大会準優勝者で昨年11月に「WTAファイナルズ」(メキシコ・グアダラハラ/ハードコート)でチャンピオンに輝いたガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が第3シード、昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でグランドスラム初優勝を飾ったバーボラ・クレイチコバ(チェコ)は第4シードとなった。

 ランキング上位では世界5位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が右手の負傷、前年の準優勝者で同27位のジェニファー・ブレイディ(アメリカ)が左足のケガ、前年に4強入りした同32位のカロリーナ・ムチョバ(チェコ)は腹筋の問題が長引いているため出場を見送った。

 ドロー抽選は、1月13日(木)に行われる予定になっている。(テニスマガジン)

女子シングルス|シード選手

1 アシュリー・バーティ(オーストラリア)
2 アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)
3 ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)
4 バーボラ・クレイチコバ(チェコ)

5 マリア・サカーリ(ギリシャ)
6 アネット・コンタベイト(エストニア)
7 イガ・シフィオンテク(ポーランド)
8 パウラ・バドーサ(スペイン)

9 オンス・ジャバー(チュニジア)
10 アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)
11 ソフィア・ケニン(アメリカ)
12 エレナ・リバキナ(カザフスタン)

13 大坂なおみ(日本/フリー)
14 シモナ・ハレプ(ルーマニア)
15 エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)
16 アンジェリック・ケルバー(ドイツ)

17 エマ・ラドゥカヌ(イギリス)
18 コリ・ガウフ(アメリカ)
19 エリース・メルテンス(ベルギー)
20 ペトラ・クビトバ(チェコ)

21 ジェシカ・ペグラ(アメリカ)
22 ベリンダ・ベンチッチ(スイス)
23 レイラ・フェルナンデス(カナダ)
24 ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)

25 ダリア・カサキナ(ロシア)
26 エレナ・オスタペンコ(ラトビア)
27 ダニエル・コリンズ(アメリカ)
28 ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)

29 タマラ・ジダンセク(スロベニア)
30 カミラ・ジョルジ(イタリア)
31 マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)
32 サラ・ソリベス トルモ(スペイン)

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写真◎Getty Images

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