スロースタートを克服したクレイチコバが7本のマッチポイントを凌いで決勝進出 [WTAシドニー]

写真はバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「シドニー・テニス・クラシック」(WTA500/オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー/1月10~15日/賞金総額70万3580ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝が行われ、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)とパウラ・バドーサ(スペイン)がタイトルをかけて対決することになった。

 第3シードのクレイチコバが第4シードのアネット・コンタベイト(エストニア)に0-6 6-4 7-6(12)で競り勝ち、第5シードのバドーサはダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 6-2で退けた。

 スロースタートを克服したロラン・ギャロス女王のクレイチコバは7度のマッチポイントを凌いで2時間半に渡るコンタベイトとの死闘を制し、4度目のツアー優勝に王手をかけた。両者は昨年11月に「WTAファイナルズ」(メキシコ・グアダラハラ/ハードコート)で初対決し、コンタベイトが6-3 6-4で勝っていた。

 キャリア最大のタイトルを獲得した昨年10月のインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)以来となる決勝進出を決めた24歳のバドーサは、WTAツアー3勝目を目指している。バドーサは過去2度のツアー決勝で、いずれも勝者となっていた。

 決勝で戦う両者の過去の対戦成績は、2勝0敗でバドーサがリード。ハードコートでは昨年のインディアンウェルズ4回戦で顔を合わせ、バドーサが6-1 7-5で勝っている。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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