苦しみながらもシルステアを倒したシフィオンテクがロラン・ギャロス以外のグランドスラム大会で初のベスト8進出 [オーストラリアン・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第7シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がソラナ・シルステア(ルーマニア)を5-7 6-3 6-3で下してベスト8に進出した。試合時間は2時間28分。

 グランドスラム大会でシフィオンテクが4回戦を突破したのは、昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア3度目となる。同ラウンドでの戦績を3勝5敗としたシフィオンテクは、クレーコート以外で初勝利をマークした。

 全豪に4年連続出場となる20歳のシフィオンテクは、2020年と21年のベスト16がこれまでの最高成績だった。第15シードで臨んだ昨年は3試合を勝ち上がったあと、4回戦でシモナ・ハレプ(ルーマニア)に6-3 1-6 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。2013年8月に世界ランク自己最高21位をマークしたシルステアはそのあとケガに苦しめられて200位以下の時期を経験したが、昨年4月のイスタンブール(WTA250/クレーコート)で13シーズンぶりのツアー2勝目を挙げた。

 今大会でのシフィオンテクは1回戦で予選勝者のハリエット・ダート(イギリス)を6-3 6-0で、2回戦でレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)を6-2 6-2で、3回戦では第25シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 6-3で破って16強入りを決めていた。

 シフィオンテクは準々決勝で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)とカイア・カネピ(エストニア)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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