サーニャ・ミルザが2年以上の休止を経てWTAツアー復帰戦に勝利 [ホバート国際]

WTAツアー公式戦の「ホバート国際」(WTAインターナショナル/オーストラリア・タスマニア州ホバート/1月13~18日/賞金総額27万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス1回戦で、サーニャ・ミルザ(インド)が出産に続くWTAツアー復帰後初となるダブルスの試合で勝利をおさめた。

 ミルザとナディヤ・キッシャノック(ウクライナ)のコンビはオクサーナ・カラシニコワ(ジョージア)/加藤未唯(ザイマックス)を2-6 7-6(3) [10-3]で振りきり、準々決勝に進出した。

 キッシャノック/ミルザは準々決勝で、第4シードのジョルジーナ・ガルシア ペレス/サラ・ソリベス トルモ(ともにスペイン)を6-2 7-5で破って勝ち上がったバニア・キング/クリスティーナ・マクヘイル(ともにアメリカ)と対戦する。

 33歳のミルザはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)を使い、2017年10月のチャイナ・オープン以来となる大会出場を果たした。彼女は月曜日に始まるオーストラリアン・オープン出場を予定しており、インドのメディアは彼女がロハン・ボパンナ(インド)と組んでミックスダブルスをプレーすると報じた。

 これはミルザにとって、2018年10月にパキスタン人クリケット選手のショアイブ・マリク氏との間に息子のイザーンをもうけてから初のグランドスラム大会となる。

 シングルスの試合では、第1シードのエリース・メルテンス(ベルギー)が予選勝者のマクヘイルを6-1 6-1で、第2シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)はワン・ヤファン(中国)を6-1 7-5で退けた。

 また、第4シードのジャン・シューアイ(中国)がキルステン・フリプケンス(ベルギー)を4-6 6-3 6-2で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリゼット・カブレラ(オーストラリア)は第8シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を4-6 6-4 6-2で倒した。そのほか、キャサリン・ベリス(アメリカ)がマリー・ブーズコバ(チェコ)に3-6 7-6(4) 6-3で競り勝ち、アリゼ・コルネ(フランス)はアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を7-5 1-6 6-2で下した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はサーニャ・ミルザ(インド)
HOBART, AUSTRALIA - JANUARY 14: Sania Mirza of India gestures during her first round doubles match on day four of the 2020 Hobart International at the Domain Tennis Centre on January 14, 2020 in Hobart, Australia. (Photo by Steve Bell/Getty Images)

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