「プレッシャーではなく、眩暈と疲労感があった」準々決勝敗退のメドベージェフ [マイアミ・オープン]

ホベルト・フルカチュ(ポーランド)との準々決勝で苦しそうな表情を浮かべるダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月23日~4月3日/賞金総額955万4920ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)に6-7(7) 3-6で敗れ、世界ランク1位への返り咲きを逃した。

 試合後、メドベージェフはナンバーワンへのプレッシャーではなく、試合中に感じた体の不調が大きな敗因だったと語っている。

「この試合に勝つことのほうが、ナンバーワンになることよりも重要だとわかっていたから、この試合で余計な重圧を感じることはなかった。正直、今回よりも大きなプレッシャーを感じながら戦った試合が過去に何度もある。ナーバスになったとは思わない。試合を通して調子が最高ではなかった。フィジカル面で調子がいいときもあれば、悪いときもある。長くタフなポイントのあとに、呼吸を整えることができなかった。でも、これはいつでも起こり得ること。そうなってもファイトして試合の中でプレーを向上させないといけない。第2セットの途中、変な感じだった。これはいつも起きることじゃないが、暑いときにあり得ることなんだ。原因はわからないけど、少し眩暈があり、疲労を感じて、長引いたゲームでもうサービスを打てなかった」

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写真◎Getty Images

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