全豪準優勝のコリンズ、前哨戦2勝のアダッド マイアが初戦でシードダウン [ウインブルドン]

写真はダニエル・コリンズ(アメリカ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、マリー・ブーズコバ(チェコ)が第7シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を5-7 6-4 6-4で倒す番狂わせを演じた。試合時間は2時間23分。

 ウインブルドンに2年連続4度目の出場となった28歳のコリンズは、2019年の3回戦進出が最高成績。2年ぶりに開催された昨年は、2回戦でビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)に2-6 0-6で敗れていた。1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で準優勝を飾ったコリンズは、世界ランク自己最高の8位で今大会を迎えていた。

 ブーズコバは次のラウンドで、ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-1 6-4で破って勝ち上がったアン・リー(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第15シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)、第24シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、第26シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)、カーヤ・ユバン(スロベニア)、マグダ・リネッテ(ポーランド)、エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)が2回戦に駒を進めた。

 第22シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)がコッチャレットに2-6 0-6で、グラスコートの前哨戦で2勝を挙げた第23シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)はユバンに4-6 6-4 2-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

女子シングルス1回戦|主な試合結果

○66マリー・ブーズコバ(チェコ)5-7 6-4 6-4 ●65ダニエル・コリンズ(アメリカ)[7]

○68アン・リー(アメリカ)6-1 6-4 ●67ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)

○81アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[15] 6-0 7-5 ●82クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)

○83マグダ・リネッテ(ポーランド)6-1 6-4 ●84フェルナンダ・コントレラス ゴメス(メキシコ)[Q]

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○88エリース・メルテンス(ベルギー)[24] 1-6 6-2 4-2 Ret. ●87カミラ・オソリオ(コロンビア)

○104ソラナ・シルステア(ルーマニア)[26] 7-6(5) 7-6(1) ●103アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)

○106エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)6-2 6-0 ●105マルチナ・トレビザン(イタリア)[22]

○119カーヤ・ユバン(スロベニア)6-4 4-6 6-2 ●120ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)[23]

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写真◎Getty Images

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