元世界ナンバーワンのマレーがダックワースを下して2回戦へ、ウインブルドンでマッチ60勝を達成

写真はアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)がジェームズ・ダックワース(オーストラリア)を4-6 6-3 6-2 6-4で倒し、同大会でマッチ60勝目を挙げた。試合時間は2時間43分。

 ウインブルドンに2年連続14回目の出場となる35歳のマレーは、2013年と16年にタイトルを獲得。4年ぶりにシングルスをプレーした昨年は、3回戦でデニス・シャポバロフ(カナダ)に4-6 2-6 2-6で敗れていた。

 前哨戦のシュツットガルト(ATP250/グラスコート)で準優勝を飾ったマレーは決勝で腹筋を痛め、翌週のロンドン(ATP500/グラスコート)を欠場して今大会に備えていた。

 マレーは次のラウンドで、予選勝者のエンゾ・クアコー(フランス)を6-7(6) 7-6(3) 4-6 6-3 7-5で破って勝ち上がった第20シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第10シードのヤニク・シナー(イタリア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したスタン・ワウリンカ(スイス)を7-5 4-6 6-3 6-2で、第32シードのオスカー・オッテ(ドイツ)がペーター・ゴヨブチック(ドイツ)を6-1 6-2 6-1で、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)がマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-1 6-2 6-4で下し、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)は第16シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が第2セット終了後に棄権したためそれぞれ2回戦に駒を進めた。

 この日は雨で進行が遅れたため3試合が途中で日没により中断し、4試合が延期となった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

男子シングルス1回戦|主な試合結果

15カルロス・タベルネル(スペイン)7-6(5) 6-4 1-2 順延 16ライリー・オペルカ(アメリカ)[15]

○17ヤニク・シナー(イタリア)[10] 7-5 4-6 6-3 6-2 ●18スタン・ワウリンカ(スイス)[WC]

19ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)6-3 7-5 順延 20ミカエル・イーメル(スウェーデン)

○21アンディ・マレー(イギリス)4-6 6-3 6-2 6-4 ●22ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)

-----

○25オスカー・オッテ(ドイツ)[32] 6-1 6-2 6-1 ●26ペーター・ゴヨブチック(ドイツ)

27ジェイ・クラーク(イギリス)[WC] 7-6(3) 6-1 5-5 順延 28クリスチャン・ハリソン(アメリカ)[Q]

37ダビド・ゴファン(ベルギー)延期 38ラドゥ・アルボット(モルドバ)[Q]

39ダニエル太郎(日本/エイブル)延期 40セバスチャン・バエズ(アルゼンチン)[31]

-----

○45アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)6-1 6-2 6-4 ●46マートン・フチョビッチ(ハンガリー)

○47ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)3-6 6-4 Ret. ●48パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)[16]

53ライアン・ペニストン(イギリス)[WC] 延期 54ヘンリー・ラクソネン(スイス)

55スティーブ・ジョンソン(アメリカ)延期 56グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)[18]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles