キリオスが単複で決勝に進出、西岡良仁は世界8位ルブレフから金星 [シティ・オープン]

写真はニック・キリオス(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「シティ・オープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/8月1~7日/賞金総額210万8110ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝が行われ、ニック・キリオス(オーストラリア)と西岡良仁(ミキハウス)がタイトルをかけて対決することになった。

 キリオスがミカエル・イーメル(スウェーデン)を7-6(4) 6-3で下し、日本の西岡は第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3 6-4で倒す番狂わせを演じた。

 グランドスラム自己最高の準優勝を飾った7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続く決勝進出を決めた27歳のキリオスは、同大会で3年ぶり2度目のタイトル獲得に王手をかけた。

 ATP500大会での最高成績をさらに更新した26歳の西岡は、2018年9月の深圳(ATP250/ハードコート)以来となるツアー2勝目を目指している。

 同じ1995年生まれのふたりは過去4度対戦し、すべてキリオスが勝者となっている。直近では2019年8月にワシントンDCの3回戦で顔を合わせ、キリオスが6-2 7-5で勝っている。

 ジャック・ソック(アメリカ)とのコンビでダブルスにも参戦しているキリオスはシングルスのあと準々決勝でニコラ・マウ/エドゥアール・ロジェ バセラン(ともにフランス)を3-6 6-2 [10-6]で破り、次に対戦予定だったワイルドカード(主催者推薦枠)のアレックス・デミノー(オーストラリア)/フランシス・ティアフォー(アメリカ)が棄権したため不戦勝で決勝に進出することが決まった。

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写真◎Getty Images

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