前年覇者メドベージェフら上位3シードが揃って初戦で敗れる番狂わせ [ATPモントリオール]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ナショナルバンク・オープン」(ATP1000/カナダ・ケベック州モントリオール/8月8~14日/賞金総額657万3785ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、上位3シードが揃って敗れる番狂わせが起きた。

 ニック・キリオス(オーストラリア)がディフェンディング・チャンピオンで第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-7(2) 6-4 6-2で、トミー・ポール(アメリカ)が第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を6-7(4) 7-6(7) 6-3で、予選勝者のジャック・ドレイパー(イギリス)は第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を7-5 7-6(4)で倒してそれぞれ殊勲の勝利を挙げた。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、3人はこの試合が初戦だった。

 この日初戦に臨んだ3人以外の上位シード勢は第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、第6シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、第7シードのヤニク・シナー(イタリア)が16強入りを決めたが、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)はダニエル・エバンズ(イギリス)に4-6 4-6で敗れた。

 そのほかの試合では第9シードのキャメロン・ノリー(イギリス)、第10シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第13シードのマリン・チリッチ(クロアチア)、第14シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、第17シードのガエル・モンフィス(フランス)、アレックス・デミノー(オーストラリア)、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)がラモス ビノラスに4-6 2-6で、第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)はデミノーに6-7(4) 5-7で敗れ、ともに2回戦でシードダウンを喫した。

 3回戦ではルードがバウティスタ アグートと、オジェ アリアシムがノリーと、シナーがカレーニョ ブスタと、フリッツがエバンズと、チリッチがポールと、モンフィスがドレイパーと、デミノーがキリオスと、ラモス ビノラスは第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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