ヨーランソン/マクラクラン勉がチャレンジャー大会でコンビ初優勝 [シカゴ・チャレンジャー]

写真は2019年USオープンでのマクラクラン勉(イカイ)(撮影◎毛受亮介)


 ATPツアー下部大会の「シカゴ男子チャレンジャー」(チャレンジャー80/アメリカ・イリノイ州シカゴ/8月8~14日/賞金総額5万3120ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、第2シードのアンドレ・ヨーランソン(スウェーデン)/マクラクラン勉(イカイ)がエバン・キング/ミッチェル・クルーガー(ともにアメリカ)を7-5 4-6 [10-3]で倒してコンビ初優勝を飾った。試合時間は1時間49分。

 30歳のマクラクランがチャレンジャー大会でタイトルを獲得したのは、マルセル・グラノイェルス(スペイン)とのペアで臨んだ2019年6月のサービトン(チャレンジャー125/グラスコート)以来でキャリア6度目となる。

 ヨーランソンとマクラクランのコンビは、今季12回目のダブルス出場。前週のロス カボス(ATP250/ハードコート)では初戦を突破し、ツアーレベルで3度目の本戦勝利を挙げていた。

 今大会でのヨーランソン/マクラクランは1回戦でルベン・ゴンサレス(フィリピン)/オーサム・シタック(ニュージーランド)を6-1 6-2で、準々決勝でハイス・ブラウワー(オランダ)/リース・スタルダー(アメリカ)を7-5 1-6 [10-7]で、準決勝ではユキ・バンブリ/サケット・ミネニ(ともにインド)を7-5 4-6 [10-3]で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスの日本勢は内田海智(富士薬品)が唯一本戦に出場したが、1回戦でアントワーヌ・エスコフィエ(フランス)に6-7(5) 3-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、PRはプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)、Altは繰り上がり出場

日本人選手の試合結果

男子シングルス1回戦

●6内田海智(日本/富士薬品)6-7(5) 3-6 ○5アントワーヌ・エスコフィエ(フランス)

男子ダブルス決勝

○16アンドレ・ヨーランソン/マクラクラン勉(スウェーデン/イカイ)[2] 6-4 6-7(3) [10-5] ●6エバン・キング/ミッチェル・クルーガー(アメリカ)

男子ダブルス準決勝

○16アンドレ・ヨーランソン/マクラクラン勉(スウェーデン/イカイ)[2] 7-5 4-6 [10-3] ●9ユキ・バンブリ/サケット・ミネニ(インド)[PR]

●4ステファン・コズロフ/内田海智(アメリカ/富士薬品)不戦勝 ○6エバン・キング/ミッチェル・クルーガー(アメリカ)

男子ダブルス準々決勝

○16アンドレ・ヨーランソン/マクラクラン勉(スウェーデン/イカイ)[2] 7-5 1-6 [10-7] ●13ハイス・ブラウワー/リース・スタルダー(オランダ/アメリカ)

○4ステファン・コズロフ/内田海智(アメリカ/富士薬品)3-6 7-6(6) [10-5] ●1ナサニエル・ラモンズ/ジャクソン・ウィズロウ(アメリカ)[1]

男子ダブルス1回戦

○16アンドレ・ヨーランソン/マクラクラン勉(スウェーデン/イカイ)[2] 6-1 6-2 ●15ルベン・ゴンサレス/オーサム・シタック(フィリピン/ニュージーランド)

○4ステファン・コズロフ/内田海智(アメリカ/富士薬品)6-4 5-7 [10-7] ●3ジュリアン・キャッシュ/ヘンリー・パッテン(イギリス)

予選1回戦

●13綿貫陽介(日本/フリー)[4] 6-2 6-7(3) 6-7(12) ○14ライアン・ハリソン(アメリカ)[WC]

●15望月慎太郎(日本/IMG Academy)5-7 2-6 ○16アジズ・ドーガズ(チュニジア)[12]

●22越智真(日本/江崎グリコ)[Alt] 6-7(3) 2-6 ○21ビリー・ハリス(イギリス)[6]

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撮影◎毛受亮介

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