ノリーがルーネを倒して本戦初勝利、2回戦はマレーとのイギリス勢対決に [ウェスタン&サザン・オープン]

写真はキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月14~21日/賞金総額697万1275ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第9シードのキャメロン・ノリー(イギリス)が19歳のホルガ・ルーネ(デンマーク)を7-6(5) 4-6 6-4で倒して本戦初勝利を挙げた。試合時間は2時間32分。

 両者は5月にリヨン(ATP250/クレーコート)の準決勝で初対決しており、熱戦の末にノリーが6-2 5-7 6-4で勝っていた。今大会に5年連続出場となる26歳のノリーは2020年と21年に本戦入りしたが、いずれも初戦敗退に終わっていた。

 ノリーは次のラウンドで、スタン・ワウリンカ(スイス)を7-6(3) 5-7 7-5で破って勝ち上がった同胞のアンディ・マレー(イギリス)と対戦する。

 この日プレーしたノリー以外のシード勢は第13シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第14シードのマリン・チリッチ(クロアチア)、第15シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が2回戦に駒を進めたが、第12シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と第16シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は敗れた。

 デニス・シャポバロフ(カナダ)がディミトロフを7-6(4) 6-3で退け、フランシス・ティアフォー(アメリカ)はベレッティーニに7-6(3) 4-6 7-6(5)で競り勝ちそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合ではアスラン・カラツェフ(ロシア)、エミル・ルースブオリ(フィンランド)、ジョン・イズナー(アメリカ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したセバスチャン・コルダ(アメリカ)、予選勝者のマルコス・ギロン(アメリカ)が初戦を突破した。

 本戦は日曜日から始まっており、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)とワイルドカードを得て参戦したマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)が既に1回戦をクリアしていた。

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写真◎Getty Images

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