シフィオンテクがニーマイヤーに苦戦を強いられながらもUSオープンで初の準々決勝進出を決める

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が苦戦を強いられながらもユレ・ニーマイヤー(ドイツ)を2-6 6-4 6-0で退けベスト8に進出した。試合時間は2時間23分。

 第1セットを落としたシフィオンテクは第2セットも先行されたが、直ぐに追いついてワンゲーム差で最終セットに持ち込むと最後の7ゲームを連取して試合を締めくくった。

 フラッシングメドウに4年連続出場となる21歳のシフィオンテクは、昨年のベスト16がこれまでの最高成績だった。そのときは3試合を勝ち抜いたあと、4回戦でベリンダ・ベンチッチ(スイス)に6-7(12) 3-6で敗れていた。

 2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)から6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)まで6大会連続優勝を飾って2000年以降の女子ツアーで単独トップとなるマッチ37連勝をマークしたシフィオンテクは、そのあと4勝4敗とやや勢いを落として今大会を迎えている。

 両者は今回がツアー初対戦。ジュニア時代には2016年1月にベステツ(ITFグレード1/室内カーペットコート)の3回戦で一度顔を合わせ、シフィオンテクが6-3 6-4で勝っていた。

 今大会でのシフィオンテクは1回戦でジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-3 6-0で、2回戦で2017年大会チャンピオンのスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-3 6-2で、3回戦ではローレン・デービス(アメリカ)を6-3 6-4で破って16強入りを決めていた。

 シフィオンテクは次のラウンドで、第8シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは4回戦で、第21シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を6-3 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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