シャポバロフがチョリッチから初勝利で初参戦だった2018年以来の4強入り [楽天ジャパンオープン]

写真はデニス・シャポバロフ(カナダ)(撮影◎BBM)


 3年ぶりの開催となる国内唯一のATPツアー公式戦「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月3~9日/賞金総額210万8110ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第7シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)が第9シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)を6-4 6-3で下してベスト4に進出した。試合時間は1時間17分。

 楽天ジャパンオープンに3年ぶり3度目の出場となる23歳のシャポバロフは、初参戦だった2018年の準決勝進出がこれまでの最高成績。前回プレーした2019年は、2回戦でダビド・ゴファン(ベルギー)に6-7(5) 6-7(2)で惜敗していた。

 ふたりはこれが3度目のマッチアップだったが、シャポバロフが初勝利を挙げた。両者は2018年に2度顔を合わせ、2月のデビスカップ・ワールドグループ1回戦(クロアチア・オシイェク/室内クレーコート)は6-4 6-4 6-4で、3月のマイアミ(ATP1000/ハードコート)4回戦では7-6(2) 4-6 6-4で、いずれもチョリッチが勝っていた。

 今大会でのシャポバロフは1回戦でスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を6-3 7-6(3)で、2回戦では予選から勝ち上がってきた日本の野口莉央(明治安田生命)を6-3 6-1で破って8強入りを決めていた。

 シャポバロフは次のラウンドで、第5シードのニック・キリオス(オーストラリア)が左膝のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がった第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎BBM

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