『テニス上達のメカニズム〜鍵となるのは「体性感覚」』(竹内映二著)


Tennis Magazine extraシリーズ新刊『テニス上達のメカニズム〜鍵となるのは「体性感覚」』(竹内映二著/ベースボール・マガジン社)が全国の書店で発売されました。

テニスは五感の中の「視覚」「触覚」「聴覚」を利用して上達を目指していますが、中心となっているのが「視覚」です。しかし、カラダをコントロールするには「触覚」が重要で、そこでこの本では「体性感覚」を使ったアプローチで学習効果を高めます。「体性感覚」とは一般的に五感の中の「触覚」を表すものです。


A5判、256ページ、1980円(税込)※2月上旬、発売開始

著者◎竹内映二

たけうち・えいじ◎ 1959年5月13日、京都市生まれ。父・譲治が創設した四宮テニスクラブで10歳からテニスを始め、77年インターハイ単優勝。アメリカのシュライナー・ジュニア大学に留学後、プロ転向し、日本人が海外ツアーを回る草分けとなる。元デビスカップ日本代表。82、86年全日本室内複優勝、86年全日本室内単準優勝、86、87年全日本複優勝、87年全日本単準優勝。2001年から兵庫県芦屋市に「竹内庭球研究所」を設立、選手指導にあたる。元デ杯代表監督、元日本テニス協会強化副本部長

目次

Chapter1 上達のメカニズムと「体性感覚」
Section1 上達のカギ
Section2 体性感覚を使って学習する
Section3 体性感覚の磨き方
Section4 ショットの修正

Chapter2 先どり感覚
Section1 ショット実行のプロセス、スタート
Section2 カラダをコントロールする前に、まず予測
Section3 ヒッティングゾーンに入る

Chapter3 フットワーク
Section1 体性感覚を生かして行うカラダのコントロール
Section2 フットワークを使い分けられるように脳をプログラムする
Section3 “打つこと”以外の動作を意識し、カラダ全体を操る

Chapter4 手のセンサー
Section1 手のセンサー(触覚)を使い、有益な情報を受け取る
Section2 手のセンサーを生かしたテクニックと習得法
Section3 手のセンサーを磨く

Chapter5 テクニック
Section1 ボールスピードを上げる、加速させるチカラ
Section2 ボールスピードを極限まで上げる
Section3 ラケットを加速させ、ボールにチカラを乗せる
Section4 正しい打点でのラケットワークと、打点とカラダの正しい関係
Section5 減速するチカラ=力の抑制と制御
Section6 相手のスピードをブロックするチカラ
Section7 重力を利用し、リラックスしてうまく力を集約するチカラ
Section8 ハンドスピード
Section9 ボレーの基本メカニズム
Section10 ハーフショットのテクニックと効果、活用法
Section11 サービスの基本メカニズム

Chapter6 運動連鎖
Section1 カラダをひねることから始まる
Section2 右足にチカラをため込み、運動連鎖を引き起こす
Section3 チカラのせり上がりをラケットに正しく伝える
Section4 体性感覚の大敵、「ボールの違い」に対処する
Section5 “利き手ではないほう”の手が果たす役割
Section6 グラウンドストロークにおける運動連鎖
Section7 爆発的な運動連鎖を生む「割れ」動作
Section8 カラダの向きや肘を意識して運動連鎖をグレードアップ
Section9 ダイナミックにカラダを使う極意「Cシェープ」

Chapter7 イメージ想起
Section1 体性感覚を利用したクリアな“イメージ想起”
Section2 薄い当たり→厚い当たり、イメージの修正法
Section3 ロブでイメージ想起を磨く
Section4 練習や観戦を通じてイメージ想起力を高める

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