“美咲対決”を制した松田美咲がITFツアーのシングルスで初のタイトル獲得、土居美咲はケガからの復帰戦で準優勝 [W25バンガロール]

写真は女子シングルスで優勝を飾った松田美咲(橋本総業ホールディングス/右)と準優勝の土居美咲(ミキハウス)(写真提供◎松田美咲:橋本総業ホールディングス所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「PBI-CSE ITF 25K OPEN」(ITFワールドテニスツアーW25/インド・カルナータカ州バンガロール/2月27日~3月5日/賞金総額2万5000ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で第6シードの松田美咲(橋本総業ホールディングス)が土居美咲(ミキハウス)との日本人対決を7-5 4-6 7-6(6)で制し、ITFツアーの同種目で初優勝を飾った。試合時間は2時間51分。

 24歳の松田はITFツアーのダブルスで5勝を挙げているが、シングルスで決勝に進出したのは昨年10月のサンタ マルゲリータ ディ プーラ(W25/クレーコート)以来で6度目だった。

 今大会での松田は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のシュリバリ ラシュミカ・バミディパティ(インド)を6-4 6-1で、2回戦でエデン・シルバ(イギリス)を6-2 6-3で、準々決勝で予選勝者の清水映里(東通産業)を6-2 6-4で、準決勝では予選勝者のネイディン・ケラー(スイス)を6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で予選2回戦腰のケガで棄権した31歳の土居にとって、今大会は7週間ぶりの復帰戦だった。

 土居は試合後に自身のツイッターを更新し、「私としては、復帰戦で1回戦からタフな状況もありながら試合数を重ねられた事は良い収穫だったと思います」とコメントした。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○17松田美咲(日本/橋本総業ホールディングス)[6] 7-5 4-6 7-6(6) ●12土居美咲(日本/ミキハウス)

女子シングルス準決勝

○12土居美咲(日本/ミキハウス)1-6 6-3 7-6(3) ●1バレンティーニ・グラマティコプーロウ(ギリシャ)[1]

○17松田美咲(日本/橋本総業ホールディングス)[6] 6-3 6-2 ●28ネイディン・ケラー(スイス)[Q]

女子シングルス準々決勝

○1バレンティーニ・グラマティコプーロウ(ギリシャ)[1] 6-2 7-5 ●7デア・ヘルジュラシュ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

○12土居美咲(日本/ミキハウス)6-1 5-7 6-1 ●15プンニン・コバピクテッド(タイ)[Q]

○17松田美咲(日本/橋本総業ホールディングス)[6] 6-2 6-4 ●22清水映里(日本/東通産業)[Q]

○28ネイディン・ケラー(スイス)[Q] 4-6 6-0 6-4 ●31ジャクリーン・チャバイ アワド(スウェーデン)[Q]

女子ダブルス決勝

○10デア・ヘルジュラシュ/エデン・シルバ(ボスニア・ヘルツェゴビナ/イギリス)3-6 6-4 [10-7] ●1フランシスカ・ホルヘ/マチルド・ホルヘ(ポルトガル)[1]

女子ダブルス準決勝

○1フランシスカ・ホルヘ/マチルド・ホルヘ(ポルトガル)[1] 6-1 7-5 ●7細木咲良/山崎郁美(原商/亜細亜大学)

○10デア・ヘルジュラシュ/エデン・シルバ(ボスニア・ヘルツェゴビナ/イギリス)6-4 6-7(2) [10-6] ●13土居美咲/清水映里(ミキハウス/東通産業)

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写真提供◎松田美咲:橋本総業ホールディングス所属

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