ベレッティーニを倒したダニエル太郎が5年ぶりの3回戦進出 [ATPインディアンウェルズ]

写真はアビエルト・メキシカーノ・テルセルでのダニエル太郎(エイブル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額1014万3750ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、ダニエル太郎(エイブル)が第20シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を7-6(5) 0-6 6-3で倒す番狂わせを演じてベスト32進出を決めた。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ベレッティーニはこの試合が初戦だった。タイブレーク3-5から4ポイントを連取して第1セットを先取したダニエルは1ゲームも取れずに第2セットを落としたが、第3セット第2ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって2時間39分で勝利を決めた。

 同大会に3年連続7度目(2014年と15年の予選敗退含む)の出場となる30歳のダニエルは、予選を突破して初めて本戦入りした2018年の3回戦進出がこれまでの最高成績。昨年は予選を勝ち上がったあと、1回戦でアンディ・マレー(イギリス)に6-1 2-6 4-6で敗れていた。

 この結果でダニエルはベレッティーニとの対戦成績を2勝3敗とした。昨年は10月にナポリ(ATP250/ハードコート)の準々決勝で顔を合わせ、ベレッティーニが6-2 6-3で勝っていた。

 今大会でのダニエルは予選2試合を勝ち抜いたあと、1回戦でロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-1 7-5で破って勝ち上がっていた。

 ダニエルは次のラウンドで、第10シードのキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは2回戦で、予選勝者のウー・トゥンリン(台湾)を6-2 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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