ズベレフが苦闘の末に3回戦をクリア「何とか道を見つけ出すことができてよかった」 [ATPインディアンウェルズ]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額1014万3750ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第12シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がエミル・ルースブオリ(フィンランド)に7-5 1-6 7-5で競り勝ち16強入りを決めた。

「彼(ルースブオリ)は非常にアグレッシブな選手で、両サイドから非常に強くボールを打つことができる。何とか勝ち抜くことができて何よりだ。僕はベストのテニスができていなかったけど、彼は最高のプレーをしていたんじゃないかと思う。そういう厳しい状況に陥ることもたまにあるけど、勝ち進むことができてハッピーだ」とズベレフは試合後にコメントした。

 競り合いながらも第1セットを先取したズベレフは不甲斐ないプレーで第2セットを落としたが、何とか立ち直って第3セットでは3-0とリードを奪った。しかし一旦ブレークバックされたズベレフは4-4から3つのブレークポイントをセーブしたことでふたたび流れを取り戻し、6-5からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間41分で勝利をもぎ取った。

「できることはすべてやった。彼は第2セットに入ってから僕よりもいいプレーをしていると感じたし、第3セットも大部分で優勢だった。何とか道を見つけ出すことができてよかったよ」とズベレフは相手より総獲得ポイントが7つ少なかったにもかかわらず勝利を掴んだ試合を振り返った。

「この大会ではここ2年連続で第3セットのタイブレークを落として負けていたんだ。2人ともアメリカ人選手だったね。ここでは多くの競った3セットマッチで負けてきただけに、何としても勝ちたかったんだ」

 ズベレフは次のラウンドで、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)を6-2 3-6 6-1で破って勝ち上がった第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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