ルバキナがインディアンウェルズからマッチ12連勝で準決勝進出「とにかく目の前の試合に集中するだけ」 [マイアミ・オープン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月21日~4月2日/賞金総額880万ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第10シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第25シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)を6-3 6-0で退けベスト4に進出した。

 第1セット4-1とリードしたルバキナはブレークバックを許して4-3と詰め寄られたが、それ以降は1ゲームも落とさず技巧派のトレビザンを持前の攻撃力でねじ伏せ1時間9分で勝利を決めた。

 前週のインディアンウェルズで世界トップ2のイガ・シフィオンテク(ポーランド)とアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を倒して昨年のウインブルドンに次ぐビッグタイトルを獲得したルバキナは、連勝を「12」に伸ばした。

 昨年のシフィオンテクに続く女子では史上5人目の『サンシャイン・ダブル(インディアンウェルズとマイアミの連続優勝)』達成にあと2勝と迫ったルバキナは、「私には何のプレッシャーもないわ。非常に難しいことだし、達成した選手も凄く少ないから。それに私は途中でマッチポイントを握られていたから、ドローの先のほうまで考えていないの」とコメントした。

「厳しい相手が待っているから、とにかく目の前の試合に集中するだけよ。もちろん達成できたら素晴らしいけど、まだ先は長いわ」

 第21シードのパウラ・バドーサ(スペイン)に対する3回戦の第2セットでマッチポイントを握られたルバキナは、何とかピンチを切り抜け3-6 7-5 6-3で逆転勝利をおさめていた。

 ルバキナは次のラウンドで、第27シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を4-6 6-3 7-6(2)で破って勝ち上がった第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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