スビトリーナが逆転勝利で産休から復帰後の初優勝に王手 [ストラスブール国際]

写真はBNLイタリア国際でのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ストラスブール国際」(WTA250/フランス・ストラスブール/5月21~27日/賞金総額25万9303ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ランク3位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がクララ・ビュレル(フランス)に4-6 7-5 6-3で逆転勝利をおさめ、産休から復帰後の初優勝に王手をかけた。

 ワンブレーク差で第1セットを落としたスビトリーナは第2セットも1-4と劣勢に立たされたが、そこから巻き返してセットオールに追いつくと第3セット3-3から最後の3ゲームを連取して2時間20分で勝利をもぎ取った。

「第2セットではとにかく戦うだけだった。簡単じゃなかった。クララはいい試合をしていた。最終的には闘争心とアグレッシブなプレーがあのセットを取れた要因だったと思う。第3セットではフィーリングがずっとよくなった。とてもいいサービスが打ててリターンもよかったし、第3セットは安定したプレーができた。勝ててうれしいわ」とスビトリーナは試合を振り返った。

 スビトリーナは決勝で、第7シードのローレン・デービス(アメリカ)を6-2 6-2で破って勝ち上がったアンナ・ブリンコワ(ロシア)と対戦する。両者は今回が初対決で、スビトリーナが勝てば1997年のシュテフィ・グラフ(ドイツ)、2010年のマリア・シャラポワ(ロシア)、2015年と17年のサマンサ・ストーサー(オーストラリア)、昨年のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に続く大会史上5人目のワイルドカード出場からのチャンピオン誕生となる。

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写真◎Getty Images

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