ルードが前回ダブルベーグルを喫したフチョビッチを退け4強入り「もう何年も前のことだけど…」 [エストリル・オープン]

写真はキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ミレニアム・エストリル・オープン」(ATP250/ポルトガル・エストリル/4月1~7日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-3 6-2で下してベスト4に進出した。

 第4ゲームをブレークしたリードを守って第1セットを先取したルードは第2セットも4-0とリードを広げ、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間12分で快勝した。

「僕は彼(フチョビッチ)がもっといいプレーをするのを観てきたから、間違いなく彼のほうが強いと感じていた。僕は前回0-6 0-6のダブルベーグルで彼に負けていたからね。もう何年も前(2017年2月のブダペスト・チャレンジャー)のことだけど、リベンジできてうれしいよ」とルードは試合後にコメントした。

「彼は(試合終盤に)体力的に少し苦しんでいたみたいだから少し不運だった。でも僕のほうはエストリルのクレーコートでまたいい試合をすることができた。コートで3時間を費やすことなく準決勝に進めたのは素晴らしいことだ。明日に向けてエネルギーが余っているし、回復する時間もある」

 ディフェンディング・チャンピオンのルードは次のラウンドで、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のリシャール・ガスケ(フランス)を6-4 6-4で破って勝ち上がったペドロ・マルチネス(スペイン)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ホベルト・フルカチュ(ポーランド)とクリスチャン・ガリン(チリ)の顔合わせとなった。第2シードのフルカチュが予選勝者のパブロ・リャマス ルイス(スペイン)を7-6(4) 6-4で退け、ガリンはヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を6-2 7-6(3)で振りきった。

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写真◎Getty Images

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