サバレンカが3度目のグランドスラム制覇を果たしたUSオープン以来の試合に勝利 [チャイナ・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月25日~10月6日/賞金総額895万75610ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が予選勝者のマナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)を6-4 6-1で下してベスト32に進出した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、サバレンカはこの試合が初戦だった。サバレンカは4-2から4-4に追いつかれたが、続く2ゲームを取って第1セットを先取したあと第2セット1-1から最後のゲームを連取して1時間16分で試合を締めくくった。

 3度目のグランドスラム制覇を果たしたUSオープンからの再スタートを切ったサバレンカは、8月のシンシナティから続いている連勝を「13」に伸ばした。

「第1セットではリズムを掴むのに少し苦労したわ。第2セットに入るとすべてがずっとうまくいき始めた。だからよりスムーズで質も上がったのだと思う」とサバレンカは試合を振り返った。

 2018年と19年の武漢を含むツアー4勝を中国で挙げているサバレンカだが、北京では2018年と昨年のベスト8がこれまでの最高成績となっている。

 サバレンカは次のラウンドで、第29シードのルル・スン(ニュージーランド)を6-1 7-6(4)で破って勝ち上がったアシュリン・クルーガー(アメリカ)と対戦する。

 この日プレーしたトップ10プレーヤーは第3シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と第5シードのジェン・チンウェン(中国)が3回戦に駒を進めたが、第7シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)はジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)に6-1 4-6 5-7で逆転負けを喫した。

 そのほかの試合では第9シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第13シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、第16シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)、第17シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)、第18シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第24シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、第31シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)、第34シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)、ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)、クリスティーナ・ブクサ(スペイン)が2回戦を突破した。

 前年の準優勝者で第5シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)がブクサに1-6 6-4 4-6で、第25シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)がポドロスカに5-7 6-7(4) 2-6で、第5シードのユアン・ユエ(中国)はムチョバに3-6 1-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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