ペグラが過去2敗のクデルメトワから初勝利で4回戦へ [チャイナ・オープン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月25日~10月6日/賞金総額895万75610ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が第32シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)に6-7(9) 6-1 6-2で逆転勝利をおさめてベスト16に進出した。

 競り合いとなった第1セットをタイブレークの末に落としたペグラは1-1から5ゲームを連取して第2セットを取り返し、第3セットで相手のサービスゲームを2度破って2時間39分で勝利を決めた。

 ふたりはこれが3度目の対決だったが、クデルメトワは初黒星を喫した。約1年前には東京の決勝で顔を合わせ、クデルメトワが7-5 6-1で勝っていた。

「彼女(クデルメトワ)との対戦はいつも本当に厳しい試合だった。第1セットは2-5から巻き返しながら落としたけど、何をすべきかはわかっていたから次の2セットでそれを実行するだけだった。何とか解決策を見つけ、彼女にひとつ勝つことができてうれしいわ」とペグラは試合後にコメントした。

 ペグラは次のラウンドで、予選勝者のレベッカ・スランコバ(スロバキア)を7-5 7-5で破って勝ち上がった第15シードのパウラ・バドーサ(スペイン)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第23シードのマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)、予選勝者のユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジャン・シューアイ(中国)が16強入りを決めた。

 シード対決ではガウフが第26シードのケイティ・ブルター(イギリス)を7-5 6-2で下し、フレッヒは1セットダウンから巻き返して第12シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)に0-6 6-3 6-4で競り勝った。

 この日は雨により第10シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)がペイトン・スターンズ(アメリカ)に3-6 3-2とリードされた時点で順延となり、ケイティ・ボリネッツ(アメリカ)と大坂なおみ(フリー)の試合は延期となった。

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写真◎Getty Images

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