ドイツが2022年大会優勝国カナダを下してオランダに対する準決勝へ [デビスカップ・ファイナルズ]

写真はカナダ戦でチームの勝利を決める2勝目を挙げたヤン レナード・ストルフ(ドイツ)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ・ファイナルズ」決勝トーナメント(スペイン・アンダルシア州マラガ/11月19~24日/室内ハードコート)の2日目は準々決勝1対戦が行われ、第4シードのドイツ(グループC・2位)が2022年大会優勝国で第3シードのカナダ(グループD・1位)を2勝0敗で下してベスト4進出を決めた。

 第1試合でダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)がガブリエル・ディアロ(カナダ)を7-6(5) 6-4で倒し、第2試合のエース対決でヤン レナード・ストルフ(ドイツ)がデニス・シャポバロフ(カナダ)に4-6 7-5 7-6(5)で逆転勝利をおさめた。シングルス2試合で決着がついたため、ダブルスの試合は行われなかった。

 ドイツは準決勝で、前日に開催国のスペイン(グループB・1位)を2勝1敗で破って勝ち上がったオランダ(グループA・2位)と対戦する。

 デビスカップは2019年から、ITFとスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力(昨年1月にパートナーシップは終了)によって開発された新フォーマットに変更されている。

 ファイナルズは16ヵ国が4チームによる4グループに別れてグループステージ(イタリア・ボローニャ、イギリス・マンチェスター、スペイン・バレンシア、中国・広東省珠海/9月10~15日/室内ハードコート)のラウンドロビン(総当たり戦)を行い、各グループの上位2チームが11月の決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

※国名の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

決勝トーナメント2日目◎11月20日|試合結果

準々決勝

5ドイツ[4](グループC・2位)2-0 6カナダ[3](グループD・1位)

R1 ○ダニエル・アルトマイヤー 7-6(5) 6-4 ●ガブリエル・ディアロ
R2 ○ヤン レナード・ストルフ 4-6 7-5 7-6(5) ●デニス・シャポバロフ
R3 ケビン・クラウィーツ/ティム・プッツ 打切 バセック・ポスピショル/デニス・シャポバロフ

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写真◎Getty Images

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