日本の齋藤咲良が今後の飛躍が期待される有望な若手選手が選出される『ITF Class of 2024』のメンバー入り

写真はオーストラリアン・オープンでの齋藤咲良(MAT Tennis Academy)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)が公式サイトで『ITF Class of 2024』を発表し、日本の齋藤咲良(富士薬品)が6人のメンバーに入った。

 これはシーズンにITFワールドテニスツアーで成功をおさめた選手を表彰するもので、その年に活躍した有望で今後の飛躍が期待される若手選手が選出される。

 今回の6人は14人の最終候補者の中から公益財団法人日本テニス協会の副会長でITF理事でもある川廷尚弘氏を含む5人のパネラーによって選考され、齋藤以外にソラナ・シエラ(アルゼンチン)、イバ・ヨビッチ(アメリカ)、テレサ・バレントバ(チェコ)、男子ではラーナー・ティエン(アメリカ)とニコライ・ブドコフ シャール(ノルウェー)が名を連ねた。

 18歳の齋藤は今年から軸足をジュニアから一般の部に移し、ITFツアーで3度決勝に進出して6月のビアリッツ(W100/クレーコート)でキャリア最大のタイトルを獲得するなど39勝22敗の戦績を残して世界ランク156位でシーズンを終えた。

 ランキングを上げた齋藤は5月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)とUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の予選に出場してグランドスラム本大会を経験し、ロラン・ギャロスでは本戦入りまであと1勝に迫った。

 10月の大阪(WTA250/ハードコート)で予選を突破した齋藤はツアー本戦白星デビューを飾り、トップ100の選手に連勝して8強入りを果たした。


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写真◎Getty Images

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