キーズが2022年と同じくアデレードからマッチ10連勝で準決勝へ「もうひとつ先に進めるかどうか期待している」 [オーストラリアン・オープン]

写真は3年ぶり3度目のベスト4進出を決めたマディソン・キーズ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で第19シードのマディソン・キーズ(アメリカ)が第28シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に3-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめ、3年ぶり3度目のベスト4進出を決めた。

 3-3から3ゲームを連取されて第1セットを落としたキーズは3-2から初のブレークに成功して第2セットを取り返し、第3セットで4-2とリードすると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間53分で試合を締めくくった。

 3回戦敗退に終わった昨年のUSオープンが終了したあと足の手術を受けた元世界ランク3位で30歳のスビトリーナはシーズンを早めに終了し、今大会が復帰戦だった。

 大会前週のアデレードで昨年5月以来のツアー9勝目を挙げたキーズは、連勝を自己最長タイの「10」に伸ばした。前回の2022年もアデレード(WTA250で開催)で優勝して全豪で準決勝に進出したが、アシュリー・バーティ(オーストラリア)には1-6 3-6で敗れた。

「ここでまた準決勝に進出できたことを本当に誇りに思う。もうひとつ先に進めるかどうか期待しているし、楽しみにしている」とキーズは試合後の記者会見で語った。

「この時点で勝ち残っている選手全員が本当に素晴らしい試合に勝っており、皆が本当にいいテニスをしている。ここからが大会の佳境で、もっとも重要な部分に差し掛かる。どれだけ経験があっても結局のところコートで全力を尽くしてすべてを出しきるしかないの。それができれば何があっても胸を張って立ち去ることができるわ」

 キーズは準決勝で、第8シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)を6-1 6-2で破って勝ち上がった第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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