タイトル防衛を目指す小田凱人が3年連続決勝進出、ダブルスは準決勝で惜敗 [オーストラリアン・オープン車いすの部]

写真は小田凱人(東海理化)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の車いす男子シングルス準決勝で、第1シードの小田凱人(東海理化)が第3シードのマルティン・デ ラ プエンテ(スペイン)を6-1 6-1で退け大会連覇に王手をかけた。試合時間は1時間6分。

 同大会に3年連続出場となる18歳の小田は、昨年の大会で初タイトルを獲得。2年連続同一カードとなった決勝ではアルフィー・ヒュウェット(イギリス)を6-2 6-4で倒して雪辱を果たし、グランドスラム3勝目を挙げていた。

 小田は3年連続となる決勝で、第4シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を6-3 6-3で破って勝ち上がった第2シードのヒュウェットと3年連続で対戦する。

 トム・エフベリンク(オランダ)とのペアで第2シードのダブルスでも勝ち残っていた小田は引き続き準決勝に臨んだが、ダニエル・カベルサスチ(スペイン)/ステファン・ウッデ(フランス)に2-6 7-5 [10-12]で惜敗した。

 車いすテニスは2023年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会12日目|1月23日◎車いすの部:男子

車いす男子シングルス準決勝◎試合結果

○1小田凱人(日本/東海理化)[1] 6-1 6-1 ●5マルティン・デ ラ プエンテ(スペイン)[3]

○16アルフィー・ヒュウェット(イギリス)[2] 6-3 6-3 ●12グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)[4]

車いす男子ダブルス準決勝◎試合結果

○1アルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)[1] 6-4 6-4 ●4マルティン・デ ラ プエンテ/ルーベン・スパールガレン(スペイン/オランダ)

○6ダニエル・カベルサスチ/ステファン・ウッデ(スペイン/フランス)6-2 5-7 [12-10] ●8トム・エフベリンク/小田凱人(オランダ/東海理化)[2]

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写真◎Getty Images

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