エブデンがエメリーを下して4年ぶりの優勝、大会10年の歴史に幕 [ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ/男子]
ATPツアー下部大会の「ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ」(愛知県豊田市・スカイホール豊田メインホール/本戦11月13~19日/賞金総額5万ドル/室内カーペットコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。
決勝はマシュー・エブデン(オーストラリア)とカルバン・エメリー(フランス)の海外勢同士の対戦となり、第2シードのエブデンが第7シードのエメリーを7-6(3) 6-3で下し、4年ぶりの優勝を果たした。試合時間は1時間7分。
この結果でエブデンは、エメリーとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は前週の兵庫(ATPチャレンジャー/5万ドル/室内ハードコート)の2回戦で初対戦したばかりで、エメリーが6-4 6-3で勝っていた。
エブデンのチャレンジャー大会のシングルスでのタイトル獲得は2週間前のキャンベラ(7.5万ドル/ハードコート)以来で、通算8勝目となる。敗れた22歳のエメリーは、2週連続準優勝となった。
今大会でのエブデンは、1回戦で全日本チャンピオンの高橋悠介(三菱電機)を6-1 7-6(6)で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の清水悠太(イカイ)を6-3 6-2で、準々決勝で第8シードのイ・ダクヒ(韓国)を6-3 6-0で、準決勝ではフーベルト・ホルカシュュ(ポーランド)を4-6 6-4 7-6(2)で破って決勝進出を決めていた。
2008年にスタートした今大会は、10周年を迎えた今年が最後の開催となった。
シングルス決勝
○32マシュー・エブデン(オーストラリア)[2] 7-6(3) 6-3 ●8カルバン・エメリー(フランス)[7]
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
※写真はシングルス優勝のマシュー・エブデン(オーストラリア/左)と準優勝のカルバン・エメリー(フランス)
写真提供◎ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ
撮影◎大澤泰紀
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