復帰5戦目のスティーブンスがビーナスを下して初のグランドスラム決勝へ [USオープン]
「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、スローン・スティーブンス(アメリカ)が第9シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を6-1 0-6 7-5で破り、初のグランドスラム決勝進出を果たした。試合時間は2時間7分。
USオープンに2年ぶり6度目の出場となる地元アメリカのスティーブンスは、2013年のベスト16がこれまでの最高成績だった。
昨年のリオデジャネイロ五輪を最後に足の故障で戦線を離脱したスティーブンスは、7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でツアーに復帰。世界ランクを934位まで落としていたたため今大会にはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)で出場したが、前哨戦のトロントとシンシナティ(ともにWTAプレミア5/ハードコート)で準決勝まで勝ち進んだことで83位まで戻していた。
この結果でスティーブンスは、ビーナスとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2015年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の1回戦で初対戦しており、スティーブンスが7-6(5) 6-1で勝っていた。
スティーブンスはグランドスラム初優勝をかけて、第15シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と第20シードのココ・バンダウェイ(アメリカ)の勝者と対戦する。
(テニスマガジン/Tennis Magazine)
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