「ウインブルドンはルールを破った」ルブレフが大会除外への不満を再度表明
ATPツアー公式戦の「セルビア・オープン」(ATP250/セルビア・ベオグラード/4月18~24日/賞金総額59万7900ユーロ/クレーコート)の男子シングルスで優勝したアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がウインブルドンへの出場停止に反発し、その措置に対して反対する姿勢を見せたATP(男子プロテニス協会)とWTA(女子テニス協会)への感謝の気持ちなどを明らかにした。
「(ロシア人選手、ベラルーシ人選手の)出場停止を聞いたときは、ウインブルドンがルールを破って選手たちを守ってくれなかったと感じた。だが、ATPとWTAにはとても感謝している。2つの組織は僕らを守ってくれる姿勢を見せてくれた。もしウインブルドンで選手が獲得するはずのポイントがランキングに反映されないという特別措置が取られれば、ウインブルドンも考えを変えてくれるんじゃないかと思う。この問題に対する僕の意見は前にも言ったように、ロシア人選手とベラルーシ人選手が獲得する賞金をすべて、困っている人々に寄付して援助する方法だ。それがすべての人にとってポジティブな方法だと思う。今後どうなるかわからないけど、進捗状況を見てみよう」
写真◎Getty Images
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