「個人で出場する選手への国籍による差別はフェアではない」WTAがウインブルドンのロシア人&ベラルーシ人選手排除に反対

2020年にアメリカ・ケンタッキー州レキシントンで開催されたトップ・シード・オープンのネットに設置されたWTAロゴ(Getty Images)


 ウインブルドンを主催するAELTC(オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ)とLTA(英国テニス協会)がロシア人選手とベラルーシ人選手の出場を拒否すると発表したのに対して、WTA(女子テニス協会)が反対の意向を明らかにした。公式発表は以下の通り。 

 WTAはロシアによる動機のないウクライナ侵攻を強く非難する。我々はTennis Plays for Peaceを通してウクライナへの支援を続けていく。

 しかしながら、AELTCとLTAが、ロシア人選手、ベラルーシ人選手が個人として英国内で今夏に開催される大会に出場することを拒否する発表を、非常に残念に思う。WTAの基本方針は、個人の選手はいかなる差別を受けることなく、プロテニスの大会に出場できるというものである。この方針は我々のルールに掲載されており、AELTC、LTAもこれに同意している。差別禁止は彼らのルール、グランドスラムのルールにも明記されている。

 これまでずっと主張してきたように、WTAは個々の選手が母国やその政府の決定や出身国によって大会に出場できないなど、罰せられるべきではない。個人として出場する選手に対して差別はフェアではなく、正当化されることはない。WTAは引き続き差別を拒否して、出場権を得られれば本日発表された決定まではどの個人の選手も我々の大会に出場できることを保障する。WTAは今回の発表に対して次のステップ、どのような行動をすべきかを考え、実行していく。

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写真◎Getty Images

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