グエンがトロンチャロンチャイグンを倒して今季初優勝 [F1亜細亜大学国際オープン]

 ITF(国際テニス連盟)男子フューチャーズ大会の「JAPAN F1 亜細亜大学国際オープンテニス」(本戦3月6~11日/東京都西多摩郡・亜細亜大学日の出キャンパステニスコート/賞金総額1.5万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。

 シングルス決勝は海外勢同士の対戦となり、第3シードのダニエル・グエン(アメリカ)が第5シードのウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン(タイ)を5-7 7-6(4) 6-4で下して優勝を果たした。試合時間は2時間37分。

 この結果でグエンは、トロンチャロンチャイグンとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。昨年は2月にジャカルタ(ITF1.5万ドル/ハードコート)の1回戦で対戦し、トロンチャロンチャイグンが6-4 6-1で勝っていた。

 グエンのフューチャーズ大会のシングルスでのタイトル獲得は、昨年6月の台北(ITF2.5万ドル/ハードコート)以来で通算12勝目となる。

 今大会でのグエンは、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の加藤彰馬(亜細亜大学)を6-0 6-2で、2回戦で予選勝者の野口莉央(明治安田生命)を6-4 6-3で、準々決勝で中川直樹(IMG Tokyo)を3-6 6-3 7-5で、準決勝では第7シードの仁木拓人(三菱電機)を6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

シングルス決勝

○24ダニエル・グエン(アメリカ)[3] 5-7 7-6(4) 6-4 ●16ウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン(タイ)[5]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

※写真はシングルス優勝のダニエル・グエン(アメリカ/左)と準優勝のウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン(タイ/右)
写真提供◎亜細亜大学国際テニス大会事務局

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