昨年3度ドーピングテストを受けず、ITFがコルネを調査

 アリゼ・コルネ(フランス)が昨年、大会期間以外で要請された3度のドーピングテストを受けなかったことで、現在ITF(国際テニス連盟)の調査を受けている。

 フランス・テニス連盟は、コルネがオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)を戦っている最中の1月11日に、ITFから彼女に調査が及んでいるとの一報を受けたという。その後、コルネは2月にベルギーとフェドカップを戦うフランス代表から落選した。

 コルネはオーストラリアン・オープンでワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のワン・シンユー(中国)、続いて第14シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)を倒して3回戦に進出したが、エリース・メルテンス(ベルギー)に敗れていた。

 フランス・テニス協会によると、フェドカップ監督を務めるヤニック・ノアは「コルネには自分を守るための時間が必要だ」とベルギー戦のメンバーから外すことに同意したという。

 コルネは、何故ドーピングテストを受けなかったのかの理由をSNSで発信している。「ITFが今聞きたくないであろう、いくつかの理由」により、自宅で受けるはずだった3つのテストを受けなかったようだ。また、彼女の言い分は3月に聞き取りが行われるという。

 さらにコルネは、昨年20回ドーピング検査を受け、すべての結果が陰性だったことを明かしている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープン3回戦でエリーゼ・メルテンス(ベルギー)に敗れたアリゼ・コルネ(フランス)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 19: Alize Cornet of France reacts in her third round match against Elise Mertens of Belgium on day five of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 19, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Michael Dodge/Getty Images)

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