オスタペンコがプリスコバをストレートで破る [WTAファイナルズ]


 
 トップ8によるエリート大会「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(10月22~29日/シンガポール/賞金総額700万ドル/室内ハードコート)の大会5日目。

 カロリーナ・プリスコバ(チェコ)が、すでにグループ敗退が決まっていたエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に3-6 1-6で敗れたにも関わらず、グループ1位となった。
 
 今年、フレンチ・オープンで優勝し、WTAファイナルズ初出場を果たした20歳のオスタペンコは、ホワイト・グループで1勝2敗となった。2勝1敗となったプリスコバは、次に準決勝をプレーすることになる。
 
 オスタペンコは今週、ランキングポイント500と30万4000ドルの賞金を稼いだ。彼女は、この年末のエリート大会に出場した、初のラトビア人プレーヤーとなった。

WTAファイナルズ初出場で、最後にグループで1勝を挙げたオスタペンコ
SINGAPORE - OCTOBER 26: Jelena Ostapenko of Latvia signs autographs after her singles match against Karolina Pliskova of Czech Republic during day 5 of the BNP Paribas WTA Finals Singapore presented by SC Global at Singapore Sports Hub on October 26, 2017 in Singapore. (Photo by Julian Finney/Getty Images for WTA)

 
 プリスコバは第1セットで3-2とリードしていたが、オスタペンコは続く7ゲームを連取し、6-3 3-0とリードを奪った。
 
 ウインブルドン後にキャリアで初めて世界1位の座についたプリスコバは、シーズン末にナンバーワンとなるためのレースにまだ残っている。一方、オスタペンコとビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は、ここでの成績で、年末1位となる可能性をすでに手放した。
 
 木曜日に行われたもうひとつの試合、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)対ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は、ビーナスが7-5 6-4で勝ち、2勝1敗となってホワイト・グループ2人目の準決勝進出者となった。(C)AP(テニスマガジン)

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