ゲルゲスが6年ぶりのタイトルをかけてカサキナと対戦へ [VTBクレムリン・カップ]

 ロシア・モスクワで開催されている「VTBクレムリン・カップ」(WTAプレミア/10月16~22日/賞金総額79万0208ドル/室内ハードコート)の女子シングルス準決勝が行われ、第7シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)とダリア・カサキナ(ロシア)が決勝に勝ち進んだ。

 決勝でカサキナと対戦するゲルゲスは、タイトルを待ち続けた6年の待機に終止符を打とうと努めることになる。

 金曜の準決勝でゲルゲスは、第2セットで調子を落としたが回復し、ナタリア・ビクリアンセワ(ロシア)を6-2 2-6 7-5で倒した。

 もし土曜の決勝で勝てば、ゲルゲスは、2011年から続いている決勝での6連敗という悪しき連鎖を終わらせることになる。彼女の最後のタイトルは、2011年のシュツットガルトにまで遡る。また決勝での6敗のうち3つは、今年の夏の2ヵ月の間に起きていた。

 一方、より早い時間帯に行われたもうひとつの準決勝では、カサキナが2014年大会準優勝者のイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を6-2 6-3で破っていた。

 カサキナの強力なリターンがベグのサービスを苛み、ベグは各セットで1度づつしかサーブをキープすることができなかった。

 20歳のカサキナは、4月のチャールストン優勝に続く、キャリア2度目のタイトル獲得を目指している。(C)AP(テニスマガジン)

写真は武漢の大会でのユリア・ゲルゲス
WUHAN, CHINA - SEPTEMBER 25: Julia Goerges of Germany returns a shot during the match against Daria Gavrilova of Australia on Day 2 of 2017 Dongfeng Motor Wuhan Open at Optics Valley International Tennis Center on September 25, 2017 in Wuhan, China. (Photo by Wang He/Getty Images)

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