オーストラリア・メルボルンより クーヨン・クラッシック

毎年、グラウンドスラム最初の大会の開催地となるオーストラリア・メルボルン。
オーストラリア・オープンの話題は本誌にも掲載されますし、他の場所でも見る機会も多いと思いますので、私は別の側面からオーストラリア・メルボルンの話題をひとつ。
グラスコート佐賀テニスクラブは、オーストラリア・メルボルンと関係が深く、遡れば30年以上前から姉妹クラブであるクラブが存在します。
クーヨン・ローン・テニスクラブ
Kooyong Lawn Tennis Club
1972年から1987年までのオーストラリア・オープンの会場だったこともあり、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
グラウンドスラムの大会のサーフェスは、4大会中3大会がかつてはグラスコートで開催されていました。このクーヨンテニスクラブもグラスコート26面、クレーコート22面、ハードコート3面を持つ世界でも最高峰のテニスクラブのひとつです。
クラブハウスの中にはかつての名選手の写真だけでなく、ラケットやウェアも展示してあり、歴史を感じさせてくれます。
メンバーの入会に関しては、クラブのメンバーの紹介のもと初めて理事会にかけられて承認を得る手続きが必要になります。現在の入会待ちは5年となっていて、簡単に入会することはできません。
この名門クラブで、オーストラリア・オープンの前哨戦として、1998年より開催されるのがクーヨン・クラッシックです。
試合は8名のラウンド・ロビン形式で、もちろんポイントはつきません。しかし翌週に同じメルボルンで開催されるオーストラリア・オープンの調整として、有名な選手たちが参加します。ざっと近い過去の優勝を並べてみただけでも、錦織、ベルダスコ、ゴファン、ヒューイット、フェデラー、ロディック。遡れば、アガシ、サンプラス、チャン、キャッシュなど豪華な名前が並びます。
大会中はクラブ内に多くのブースが設けられ、クラブのメンバーだけでなく、地元の人々や、世界中からの旅行者たちがテニスを観戦したり、ワイングラスを傾けたりしながら、夏の日差しと共にゆったりとした贅沢な時間を楽しむことができます。

CEOのChris Brown氏(右)とプレジデントのPeter Carew氏(左)。有田焼の記念品をクラブからお贈りさせていただきました。クラブ内には30年以上前に贈ったものをVIPルームに展示していただいています

特別なVipやスポンサー向けのPresident lunch。各所にビジョンが設置してあるため、レストランの中から食事をしながら試合を楽しむことができます

オーストラリアの名選手、パット・キャッシュがプレジデントランチで挨拶

クラブハウスのバルコニーからシャンパンを傾けながら大会風景を楽しみます

Club内にいるだけで、テニスの歴史を感じることができます


この日の大会のカードはどれも豪華です

チリッチはベルダスコに6-4 6-4で勝利
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