ブクサ/加藤未唯がウインブルドン&全豪優勝ペアのシニアコバ/タウンゼントを倒す金星で決勝進出 [マイアミ・オープン]

写真はクリスティーナ・ブクサ(右)/加藤未唯(スペイン/ザイマックスグループ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月18~30日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子ダブルス準決勝でクリスティーナ・ブクサ(スペイン)/加藤未唯(ザイマックスグループ)が第1シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)/テイラー・タウンゼント(アメリカ)を2-6 7-5 [10-2]で倒す番狂わせを演じ、同ペアでの初優勝に王手をかけた。

 シニアコバ/タウンゼントは昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で栄冠に輝き、今年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)ではグランドスラム2勝目を挙げていた。

 2度サービスダウンを喫して第1セットを落としたブクサ/加藤は5-2から3度目のブレークに成功して第2セットを取り返し、マッチタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間28分で金星を決めた。

 加藤とブクサのコンビは、今回が7度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ昨年11月の香港(WTA250/ハードコート)で4強入りしたが、今季にプレーした5大会(アブダビ、ドーハ、ドバイ、オースティン、インディアンウェルズ)では初戦敗退に終わっていた。

 今大会でのブクサ/加藤は1回戦でクイン・グリーソン(アメリカ)/イングリッド・マルチンス(ブラジル)を6-3 6-4で、2回戦でパリ五輪金メダルペアで第3シードのサラ・エラーニ/ジャスミン・パオリーニ(ともにイタリア)を7-6(4) 6-2で、準々決勝では第7シードのエリース・メルテンス(ベルギー)/ジャン・シューアイ(中国)を4-6 7-5 [10-8]で破って4強入りを決めていた。

 ブクサ/加藤は決勝で、パリ五輪銀メダルペアのミルラ・アンドレエワ/ディアナ・シュナイダー(ともにロシア)とジアン・シンユー(中国)/ウー・ファンシェン(台湾)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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