ベスト8が出揃う、プリスコバはクデルメトワに2連敗喫す [オストラバ・オープン]

写真はローマの大会でのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「J&T銀行オストラバ・オープン」(WTAプレミア/チェコ・オストラバ/10月19~25日/賞金総額52万8500ドル/室内ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が予選勝者のベロニカ・クデルメトワ(ロシア)に6-4 4-6 3-6で敗れる番狂わせが起きた。試合時間は1時間56分。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されていたため、プリスコバはこの試合が初戦だった。

 この結果でクデルメトワは、プリスコバとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。今シーズンは8月にウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)の2回戦で対戦し、クデルメトワが7-5 6-4で勝っていた。

 クデルメトワは次のラウンドで、予選勝者のダリア・カサキナ(ロシア)を7-5 6-2で破って勝ち上がったジェニファー・ブレイディ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では、第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が予選から勝ち上がってきた16歳のコリ・ガウフ(アメリカ)を1-6 7-5 7-6(2)で、第7シードのエリース・メルテンス(ベルギー)がカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を6-4 6-2で、オンス・ジャバー(チュニジア)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 6-4で下し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝では、サバレンカが予選勝者のサラ・ソリベス トルモ(スペイン)と、メルテンスが第4シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と、ジャバーはマリア・サカーリ(ギリシャ)と顔を合わせる。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックのため特にアジアで多くの大会がキャンセルとなった中、WTAツアーの暫定カレンダーに組み込まれた。感染者が急増しているチェコでは6人以上が集まるイベントを制限する措置が政府によって取られており、今大会は例外として開催を許されたが無観客で行われている。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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