トップ2シードのサバレンカとメルテンスが揃って準決勝へ [リンツ女子]

写真はエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ」(WTAインターナショナル/オーストリア・リンツ/11月9~15日/賞金総額22万5500ドル/室内ハードコート)の女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第2シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、第4シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)がベスト4に駒を進めた。

 メルテンスが第5シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-4 6-1で、アレクサンドロワがフレンチ・オープン準決勝進出者で第6シードのナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)を6-2 6-1で、クレイチコバがアリャクサンドリラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を6-3 6-1で破り、サバレンカは予選勝者のオセアン・ドダン(フランス)が足首のケガにより第2セット途中で棄権したため勝ち上がった。

 準決勝では、サバレンカがクレイチコバと、メルテンスはアレクサンドロワと対戦する。

 今回で第30回大会を迎えたこのオーストリアの室内トーナメントは、今年最後のWTAツアー大会となっている。

 この大会は通常であれば10月に開催されるが、今年は11月に日程が変更になった。当初は厳格な新型コロナウイルス(COVID-19)のプロトコルを実施した上で1日1000人までの観客動員を予定していたが、感染状況の悪化を受けて政府が対策を強化したため無観客で行われることになった。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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