19歳シンネルがツアー初優勝、2008年の錦織以降では最年少で達成 [ソフィア・オープン]

写真はヤニク・シンネル(イタリア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ソフィア・オープン」(ATP250/ブルガリア・ソフィア/11月8~14日/賞金総額38万9270ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、19歳のヤニク・シンネル(イタリア)がバセック・ポスピショル(カナダ)に6-4 3-6 7-6(3)で競り勝ち、ATPツアーで初となるタイトルを獲得した。

 当時18歳だった錦織圭(日清食品)が2008年デルレイビーチを制して以来、シンネルはここ12年でツアー優勝を遂げた最年少の選手となった。現在トップ100で最年少プレーヤーであるシンネルは、この勝利によって月曜日にATPランキングが更新される際に初めて40位以内に入ることが確定した。

 ラリーの主導権を握って先にブレークしたシンネルは、第1セットをサービスエースで締めくくった。彼は第2セットの出だしにまたもブレークに成功したが、そこからミスを犯し始めてポスピショルがイーブンに持ち込んだ。

 第3セットは非常に競ったものとなったが、タイブレークに入ってからリターンで果敢さを見せたシンネルが相手のサービスからのポイントを2度奪って勝利をもぎ取った。

「特別なことだ」とシンネルはコメントした。「第3セット7-6で勝つこのような決勝をプレーするいうのは…、常に厳しいものだ。だけどそれに勝ったときには、6-1 6-1の勝利よりもずっと素晴らしいよ」。

 2月のモンペリエ決勝で敗れていたポスピショルもまた、ツアーレベルのシングルスで初優勝を目指していた。この結果でポスピショルのツアー決勝での戦績は、0勝3敗となった。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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