ジョコビッチがまたも圧勝、シャポバロフは5時間の激闘に敗れる [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がリカルダス・ベランキス(リトアニア)を6-1 6-2 6-2で一蹴した。数日の悲惨な天候のあと屋根は開き、太陽の光が最大のスタジアムを満たしていた。

「最初の試合ほどドロップショットを打たなかったが、今日はサービスががとてもよかったよ」とジョコビッチは勝利のあとにフランス語で話した。「無観客でプレーした2、3ヵ月のあと、ファンたちに目にできるというのは本当に素晴らしいことだ」。

 予想外の陽光は彼を少し煩わせたようで、ジョコビッチのチームは彼がコートサイドに座っている間に帽子を渡した。

 2016年にパリで優勝したジョコビッチは、2度目のタイトルと18回目のグランドスラム制覇を目指している。ジョコビッチはここまでの2試合で、まだ10ゲームしか落としていない。

 ジョコビッチは次のラウンドで、テニス・サングレン(アメリカ)を6-2 6-2 6-3で破って勝ち上がったラッキールーザーのダニエル エライ・ガラン(コロンビア)と対戦する。

 キャリア通算81勝を挙げているジョコビッチに対して世界ランク153位のガランはツアーで一度も優勝したことはなく、これは彼にとってすべてのグランドスラム大会を対象にしても初の3回戦進出となる。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 同じことは、5時間の戦いの末に第9シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)に7-5 6-7(5) 6-3 3-6 8-6で競り勝ったロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)にも言える。

 シャポバロフは106本のアンフォーストエラーを犯したが、対するカルバレス バエナは42本だった。シャポバロフは2度に渡ってサービング・フォー・ザ・マッチを迎えていたが、試合を締めくくることができなかった。彼はまた65対31と、カルバレス バエナの2倍以上のウィナーを決めていた。

 カルバレス バエナはシャポバロフが最後のフォアハンドをアウトしたあと、膝を落として大きな喜びの雄叫びを上げた。

「このコートでこのような試合に勝つなんて、僕にとって夢の実現だ。僕は非常に堅固であるように努め、自分のテニスに集中していた」とカルバレス バエナは語った。「彼は非常にアグレッシブだが、今日の僕は非常にいい試合をしたと思う」。

 カルバレス バエナは3回戦で、第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフはあと1勝すれば、ロラン。ギャロスで初の16強入りを決めることができる。

 そのほかの試合では、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、第10シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、第13シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第15シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)らが3回戦に駒を進めた。(APライター◎ジェローム・パグマイア/構成◎テニスマガジン)

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 01: Novak Djokovic of Serbia plays a backhand during his Men's Singles second round match against Ricardas Berankis of Lithuania on day five of the 2020 French Open at Roland Garros on October 01, 2020 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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