今季初めてトップ10プレーヤーに挑んだ大坂なおみはパオリーニに逆転負けで8強入りならず [マイアミ・オープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月18~30日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、世界ランク61位の大坂なおみ(フリー)は第6シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)に6-3 4-6 4-6で逆転負けを喫した。

 先行された直後に追いついたあと3ゲームを連取されて第1セットを落としたパオリーニは第1ゲームでブレークしたリードを守って第2セットを取り返し、第3セット2-2から相手のサービスゲームを破ると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをキープして2時間15分で競り勝った。

 同大会に2年連続8度目(2016年の予選敗退を含む)の出場となる27歳の大坂は、2022年の準優勝がこれまでの最高成績。産休から復帰後6大会目だった昨年は、3回戦でカロリーヌ・ガルシア(フランス)に6-7(4) 5-7で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。大坂がトップ10プレーヤーと対決したのは、昨年10月に第2セット終了後に棄権を強いられたココ・ガウフ(アメリカ)に対する北京(WTA1000/ハードコート)の4回戦以来だった。

 今大会での大坂は1回戦で予選勝者のユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)を3-6 6-4 6-3で、2回戦で第24シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-2 6-4で3回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)のヘイリー・バティスト(アメリカ)を7-6(6) 3-6 6-4で破って16強入りを決めていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 パオリーニは準々決勝で、第3シードのガウフとマグダ・リネッテ(ポーランド)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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